室内塗装の施工の流れ

室内塗装の施工の流れ

家のメンテナンスを行うことはとても大事なことです。
家のメンテナンスをしっかり行わなければ、家は劣化していきいろいろなトラブルを引き起こしてしまうからです。
家のメンテナンスにもいろいろありますが、家の外だけでなく室内でのメンテナンスも大事な要素となってきます。
室内だと外から受ける風や太陽の熱の影響はあまり無くても、年数が経っていけば劣化していきます。
今回は室内のメンテナンスでも室内塗装とその流れなどについて紹介していきます。

・室内塗装とは

室内塗装とは家の部屋やキッチン、トイレ、浴室の壁面、天井を塗装することです。
壁紙のクロスを使用して高級感や重厚感などを表現することができ、おしゃれな雰囲気を室内に出すことができます。
室内塗装ではでは、塗装も行います。
室内塗装に使用する塗料は臭いがとても気になります。
そのため、室内塗装をする際は臭いがあまりしない塗料を選ぶことが大事になります。
カメイペイントでは、極力臭いの少ないペイントを使用しているので、塗料による臭いを気にならないようにしてくれます。
室内によって塗料の選択も変わってきます。
浴室には防水カビ塗料を使用して、カビが発生することを防ぐようにすることができます。
浴室では水を使用することが多いので、カビも発生しやすくなるからです。
また、壁や天井塗料は水性塗料を使用することにより、臭いを削減することができます。
ただ、枠まわり、ドアなどは弱溶剤の塗料が必要になるので、臭いが発生してしまうことがあります。

・塗料の種類

室内の塗料の種類にはいろいろあります。
オイルペイント弱溶剤であれば、室内塗装の主に木部に使用されるケースが多いです。
仕上がり感も良好になります。
また、オイルステイン溶剤であれば輸入塗料となっており、日本で1番使用されている塗料になります。
高い防腐生と防カビ性、防虫性の効果があるので、鮮明な色が長持ちしやすくなります。
アクリル塗料水性では、臭いが少なく、漆喰壁のように仕上がります。
防カビ塗料弱溶剤であれば、防カビ効果があり、ふくれなどを防止します。
主に浴室や台所などのカビが発生しやすいところに使います。
ウレタン塗料であれば、縮みなどのリフティング現象が起こらなくなります。
塗料の被りも良く厚みが付いていて光沢も良いです。
他の塗料と比較すると耐久性が低くなります。
このように塗料はいろいろな種類があるので、種類によって塗料の性能には違いが出てきます。
塗料の耐久性は大体8年から12年ほどになります。

・室内塗装の施工の流れ

室内塗装をする際は、まずは現場の確認から行います。
現場の状況を把握して塗料の劣化具合を確認します。
現場の確認が終われば、養生作業を行なっていきます。
作業中では塗料が飛び散る場合があるので、意図しない場所に塗料が付くこともあります。
塗料が飛び散ってしまうと部屋の中は汚れてしまうので、部屋を汚さないようにするために始めに養生シートを敷いて防止するようにしておきます。
養生をすることができれば、下塗りを行なっていきます。
下塗りは、上塗りをするときの塗料がしっかりと色が塗れるようにするために必要な行程です。
基本的には2回ほど下塗りを行います。
下塗りをすることができれば上塗りを行っていきます。
上塗りも2回ほど行います。
塗装メーカーの設計では合計3回となっていますが、見栄えや耐用年数の向上のためには合計で4回ほど塗ることが必要になります。
上塗りもすることができれば、完成となります。
養生を撤去していきます。
このようにして室内塗装を行なっていきます。

・室内塗装の注意とは

室内塗装をしてもらう際にプロにやってもらうこともできますが、材料があれば自分でも行うことができるのが室内塗装です。
業者に頼めば室内塗装でも費用がかかるので、室内塗装を自分で行おうと思う人もいるかもしれません。
ただ、室内塗装は壁紙の張り替えのように貼ればすぐに実現できるというわけではなく、塗装したら半日ほど置いて乾かさなければならないという点もあります。
また、塗装を自分で行なって希望の塗装ができなかったり、壁の下地に合わないものを選んで、失敗してしまうこともあります。
そのため、業者に頼んで塗装を行なってもらった方が、費用はかかるとはいえ安全に塗装をしてもらうことができます。
また、使用する塗料にも注意すべきです。
外壁と比べて、室内では刺激性が弱い水溶性の塗料を使用する業者が多いです。
油性の塗料を使用する業者もいます。
油性塗料であれば水性のものと比べて化学物質が多いので、室内の壁に塗布すると乾燥した後に揮発してしまいます。
健康に害を及ぼすこともあるので、塗料のチェックも行う必要があります。

・まとめ

室内塗装では、室内の場所によって塗料の種類も変わってくることがあります。
室内塗装で使用する塗料に注意することで、塗装の後の問題も防ぐことができます。
ぜひ参考にしてください。